
リハビリテーション部
リハビリテーション室
その人らしい生活を支援します。
基本方針
入院(安藤病院 2F・3F)・外来患者様、入所(介護医療院 4F・5F)者様、通所(1-2時間、7-8時間)・訪問リハビリテーション利用者様へ、生活期を中心としたリハビリテーション(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)サービスにより、その人らしい生活機能の向上・維持に向けて支援いたします。
リハビリテーション科スタッフの取組
理学療法士(8名在籍)は、歩く・立つなどの日常生活の基本動作の向上・維持に向けて、作業療法士(3名在籍)は、日常生活の応用動作・認知機能などの向上・維持に向けて、言語聴覚士(1名在籍)は、言語・嚥下機能の向上・維持に向けて、医師・看護師・介護士・管理栄養士など他職種との協力体制の元、日々全力で取り組んでおります。
入院・入所の在宅復帰・施設復帰を目指す方、療養病院である当院では多数を占める要介護4~5の重度生活機能低下の方、在宅生活の継続を目指す通所・訪問リハビリテーション利用者の方など、当院でリハビリテーションサービスを受けられる方は、様々な病気・怪我による問題を抱えながら生活されています。
我々、リハビリテーション科スタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)は、お一人お一人の生活機能を踏まえた上で、個別のリハビリテーション計画を立てて、最善の目標設定・プログラムを考え、全スタッフが全力で支援いたします。
入院患者・入所者様に関しては2回/週の病棟カンファレンス、通所・訪問リハビリテーション利用者様には適宜のリハビリテーション会議や担当者会議などで、関連職種(医師・看護師・介護士・管理栄養士・介護支援専門員など)との情報共有を計り、チームの一員としての取組を強化しています。
所属長より
<理学療法士> 本多
当院の理学療法士は、20年以上のベテランから、今年(R5年度)入職の新人まで現在計8名在籍しています。 日々、新規の患者・利用者様の報告・検討会、勉強会、症例検討会(+適宜、院内の集合教育・院外の研修 ※研修補助制度あり)等により自己研鑚に励んでおります。
<作業療法士> 堀田
当院の作業療法では、障害の回復だけでなく『障害を抱えながらもその人らしい日常の生活』を送っていただくことを目的に取り組んでいます。筋力や不自由になった機能を取り戻すだけに焦点を当てるのではなく、時には、歌う・物を作る・外へ出てきれいな空気を吸う等、心の豊かさにも焦点を当てることで、より豊かな日常生活を取り戻せるようサポートさせていただきます。
<言語聴覚士> 大隅
当院の言語聴覚療法では、加齢や疾患の影響で飲み込みが悪くなった方への評価・訓練・食事指導を行います。患者・利用者様のQOL、ご家族の希望も大切にして、摂食嚥下認定看護師と連携して取り組みます。また、言語障害の方にも、コミュニケーション能力を高める訓練や方法を考え、支援します。
- リハビリテーション科スタッフの、生涯学習の一環として、
- ☆ 新規の患者・利用者様の報告・検討会
毎週、リハビリテーション科医師の診察後 - ☆ 勉強会、症例検討会(毎月)
+適宜、院内の集合教育・院外の研修に参加
※研修補助制度あり
- ☆ 新規の患者・利用者様の報告・検討会
- 近隣のリハビリテーション科を有する病院・施設の理学療法士等と「リハビリテーション連絡協議会」を定期開催し、地域事業(地域の集いの場での運動指導や体操教室など)・介護予防ケアマネジメント会議へのリハビリテーション専門職としての参加などにも力を入れています。
- また今後、院内の職員の健康保持・増進(産業理学療法など)への取組や、ACP推進にもリハビリテーションスタッフとして協力するなど、力を入れていきたいと考えています。